シロバナキョウカノコ(白花京鹿子:Filipendula puruprea f.albiflora) |
濃いピンク色の「京鹿子」も好きで以前育てていたことがあります。今手元にあるのは白花で、ピンクの花のものと比べると、より繊細な雰囲気があります。モミジのようなかたちをした大きな葉と小さな花が集まって霞むように見える取り合わせもなかなかです。
一緒に寄せたのは「紀州オギ」という名前で購入したものですが、調べてみるとどうやら「イヤチガヤ」(Pogonatherum crinitum)のようです。イタチガヤは「ソビ」という別名もあるとのこと。以前山野草を育てていた頃には見かけたのに最近「ソビ」を見ないなぁと思っていたら、名前を変えていたんですね。この草は節の部分と葉の裏にやわらかい毛がはえていて、全体的に優しい雰囲気です。白花京鹿子の繊細さとぴったり合って、いい寄植えになったと自分では思っています。
この寄せ植えもそうですが、地上部がない状態(冬から早春)に姿を想像して作ることが多く、中には成長したら全く想像と違うこともあります。こちらは成功した例・・・といえるでしょう。